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2012年 11月 27日

弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍

★木内久美子さん(共訳書:ポール・ド・マン『盲目と洞察』)
来月中旬に神戸で以下の通り講演されます。

◎レクチャー「音・イメージ・言葉──キートン×ベケット=幽霊

講師:木内久美子(比較文学研究、東京工業大学)  
日時:2012年12月15日(土)14:40(終了予定16:10)
場所:神戸映画資料館(神戸市長田区腕塚町5丁目5番1 アスタくにづか1番館北棟2F 201)

料金:1000円
※定員制、要予約。info@kobe-eiga.net 宛に、お名前、連絡先(電話)、参加希望日を書いてお送りください。追って予約受付確認のメールを差し上げます。

内容:「神戸映画資料館レクチャー:映画の内/外」では、1、2ヶ月に1回程度のペースで、さまざまな講師をお招きし、幅広いテーマで講座を開いています。第11回はベケット作品における幽霊的な知覚の問題について、キートン映画の影響から木内久美子さんがレクチャーされます。
                                    
関連上映:キートン×ベケット──『フィルム』を中心に
『フィルム』Film(アメリカ/1965/20分/DVD上映)
『キートンの空中結婚』The Balloonatic(アメリカ/1923/27分[18コマ映写]/16mm)
『幽霊トリオ』Geister Trio(ドイツ/1978/30分/DVD上映)
『……雲のように……』... nur Gewoelk ... (ドイツ/1978/15分/DVD上映)
『夜と夢』Nacht und Traeume(ドイツ/1983/10分/DVD上映)


★ジャン・ジュネさん(著書:『公然たる敵』)
生誕百周年の一昨年秋に刊行された幻の作品の翻訳が発売されました。複数の本文が二色刷で同時進行してきます。草稿の写真もカラーで収録。とても美しい本です。

判決
ジャン・ジュネ(1910-1986)著 宇野邦一(1948-)訳
みすず書房 2012年10月 本体3,800円 A5判(タテ210mm×ヨコ148mm)上製96頁 ISBN 978-4-622-07673-5

カバー裏紹介文より:本書は1970年代半ば、ジュネがひとまとまりのものとしてガリマール社に託した2種の原稿「判決」「私はいた、そして私はいなかった」からなり、生誕100周年のおりに刊行された。なぜこれまで公表されなかったかは不明だが、1974年ごろ、たしかにジュネはこんなふうに語っていた。/「私は私の人生について本を書いている。日本に行った旅の話で始まる。(…)私は複雑で入念な形式を選んだ。中央にひとつのテクストがあり、それはそれで続いていくが、余白には別のテクストがいくつもあって、中央のテクストを中断し、延長し、豊かにしていく」(ワンヌース「伝説と鏡のかなたに」鵜飼哲訳)。/まさに本書はそのように始まる。そして作家自身の指定による特殊な組版(デリダに『弔鐘』を着想させた1967年のレンブラント論の発展型)や交替する黒赤2色の文字の連なりによって、サルトルの予言をなぞるかのごとくマラルメ「イジチュール」に比すべき思考実験が展開していくのである。遺作『恋する虜』のプロトタイプでありつつも、まったく独自の高密度結晶体。「犯罪者」ジュネ総決算の書にして、パレスチナをはじめ世界の抵抗運動に同伴する「証言者」ジュネを始動させた詩的かつ思想的テクストである。装幀・菊地信義。

原書:La sentence suivi de J'etais et je n'etais pas, Gallimard, 2010.

目次:
判決
私はいた、そして私はいなかった
訳注
パガニスムについて(宇野邦一)

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by urag | 2012-11-27 12:26 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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