今朝方の大きめの地震には眼が覚めました。だんだん大きくなっていく震動に「いよいよ来たのか」と身構えました。地震は怖いです。自分の住まいがどうなってしまうか、蔵書が一挙に駄目にならないか、ついつい嫌なことを想像したりして。
ところで、大地震が世間で話題になるたびに売れる、とても高い本があることを皆様ご存知でしょうか。それは、
東京大学出版会の『
新編 日本の活断層』です。税込36750円也。これ、けっこう有名な話。
周辺海底も含めた、日本全国の活断層の分布が地図や資料でわかるようになっているんですね。活断層と地震との関連は深いと聞きます。自治体にせよ、企業にせよ、活断層がどこにあるか、どのような履歴を持った断層なのか、気にならないわけがありません。
自分の近所に活断層があったら誰だって嫌でしょう。でも実際、それを確認したいような、したくないような……、やっぱり怖いですよね。(H)