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2012年 09月 20日

弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍

★森山大道さん(写真集:『新宿』『NOVEMBRE』『新宿+』『大阪+』『ハワイ』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『オン・ザ・ロード』『カラー』)
講談社から写真集『Bye Bye Photography』が刊行されました。名作『写真よさようなら』(写真評論社、1972年)の改題新装版です。また、同社では、『にっぽん劇場写真帖』『狩人』『写真よさようなら』の完全復刻版『DAIDO BOX 森山大道完全復刻限定200セット』を11月20日に発売予定とのことで、この限定版の発刊に先駆けて、今週末に千駄ヶ谷のBibliothequeでトークイベントが行われます。

Bye Bye Photography
森山大道写真
講談社 2012年8月 本体3,000円 新書判並製367頁 ISBN978-4-06-217943-0
版元紹介文より:日本の写真集史上のメルクマール。写真とは何かをラディカルに突き進めた写真集。初版本に収められていた中平卓馬との対談も掲載。

◎『DAIDO BOX 森山大道完全復刻限定200セット』
1)『にっぽん劇場写真帖』室町書房、1968年・・・・森山大道デビュー写真集。言わずとしれた日本写真史上に燦然と輝く金字塔的存在。寺山修司の文章と森山大道の写真が溶け合い、ぶつかり合い、相乗的な効果を生んでいる。発表まもなく伝説となった幻の写真集。文・寺山修司。

2)『狩人』中央公論社、1972年・・・・『にっぽん劇場写真帖』以降、71年までに雑誌等で発表された作品を収めた写真集。名作"三沢の犬"を収録。写真という枠組みを超えて芸術分野においても特別な意味合いのある一冊。今日の写真文化、モダンアートを語る上でも必見。解説・横尾忠則。

3)『写真よさようなら』写真評論社、1972年・・・・「写真とは何か」という概念を極度にまで追い求め、結果として写真を解体し、写真と決別せざるを得なくなった森山大道の代表的写真集。この発表以降、しばらく写真が撮れなくなっていく。盟友・中平卓馬との対談を収録。

発行:講談社、2012年11月20日発売予定、定価126,000円(税込)
仕様:特製ボックス入、著者直筆サイン、エディションナンバー付。
特典:オリジナル六つ切プリント

ご予約締切:2012年9月28日
ご予約:電話受付:フリーダイヤル0120-29-9625(全日9:00~18:00)
    fax受付:0120-299-635(24時間受付)
    ホームページ:http://www.bookservice.jp/
お問合せ:講談社HUgE(ヒュージ)編集部 Tel:03-5395-4041 Fax:03-5395-3940

伝説の三作品が完全復刻で甦る! 『にっぽん劇場写真帖』『狩人』『写真よさようなら』の完全復刻版の限定製作・販売を企画。初版本に徹底的にこだわり、掲載作品、構成は勿論のこと、判型、装幀そして初版本が作製された当時の紙質、印刷まで可能な限り忠実に再現します。限定200セット。
※ご予約が限定数に満たない場合は刊行を取り止めさせていただくことがございます。あらかじめご了解のほどお願い申し上げます。


◎トークショー「今、"伝説"を語る

出演:写真家・森山大道×アートディレクター・町口覚×『HUgE』編集長・恩田良夫
日時:2012年9月22日(土)15:00~17:00(14:30開場)
場所:Bibliotheque(ビブリオテック:渋谷区千駄ヶ谷3-54-2)
参加費:1,800円(当日精算)
予約制:メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-3408-9482)にて受付。
 ※メール受付:件名「森山×町口×恩田トーク」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
 ※電話予約受付:火~土曜 12:00~20:00/日、祝日 12:00~19:00
 ※定員80名様
 ※お席確保ため、イベント1週間前から当日(9/15~9/22)のキャンセルは、キャンセル料(1,800円)が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。

写真家・森山大道氏の初期の三作品『にっぽん劇場写真帖』『狩人』『写真よさようなら』。今やほとんど市場に出ることなく伝説となったこれらの希少本が、この秋、完全復刻限定版となって登場予定! そこで森山大道氏、装幀を手掛ける町口覚氏、編集長・恩田良夫氏をお招きして、初版本製作当時の秘話や、完全復刻版の製作構想などについてお話を伺いながら、改めて三作品の魅力に迫ります。"伝説"が一足早く言葉になって甦るトークショー、ぜひご参加ください! 『DAIDO BOX 森山大道完全復刻限定200セット』(講談社)ライブ企画。Bibliotheque店頭、当イベントでも限定セットのご予約を受付いたします。


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★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、『アウシュヴィッツの残りのもの』共訳、同『涜神』共訳、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』共訳、パーチ『関係主義的現象学への道』編訳、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』編訳)
92年に平凡社から単行本が刊行された共訳書が文庫化されました。原著2006年の新版で追加された「まえがき」と「あとがき」が新たに訳出されています。

裁判官と歴史家
カルロ・ギンズブルグ著 上村忠男・堤康徳訳
ちくま学芸文庫 2012年9月 本体1,300円 文庫判並製288頁 ISBN978-4-480-09466-7

帯文より:闇に包まれた難事件を前に歴史家には何ができるのか。

カバー裏紹介文より:1972年、イタリア新左翼運動のさなかにミラーノでひとりの警視が殺害された。事件の黒幕として、16年後に告発されたのは著者の友人、アドリアーノ・ソフリであった。友人の無実を証明すべく立ち上がったギンズブルグが、裁判記録を丹念に読み解きながら、事件の経緯を臨場感あふれる筆致で描きだす。証言、証拠、記録―ともにこれらに向き合いながら、裁判官は、歴史家はそれぞれどういう態度をとるべきなのか。単なる実証主義でも、「歴史=物語」とする相対主義でもない、歴史学の「第三の道」を探りつづけるギンズブルグの方法論が、事件の検証を通して鮮やかに示される。

原書:Il guidice e lo storico, Feltrinelli, 2006.

目次:
新版へのまえがき
序文
1 窓から舞い落ちた死体――十六年後の告発
2 裁判官と歴史家
3 予審判事ロンバルディの報告
4 裁判長ミナーレの追及
5 殺害指示
6 歴史学的実験としての裁判
7 謎の十七日間
8 憲兵たちの証言
9 闇に包まれた夜の面談
10 ヴィンチェンツィ司祭の証言
11 いつ始まったのか
12 記録からもれた面談
13 マリーノの動揺
14 陰謀はあったのか
15 目撃証言
16 第三の説明
17 ミナーレ裁判長と異端裁判官
18 ふたたび裁判官と歴史家について
19 結論
後記
新版へのあとがき
年譜
訳者あとがき
ちくま学芸文庫版への訳者あとがき
原注


★ジャン=ジャック・ルソー(著書:ウェブ連載「化学教程」)
★中山元さん(訳書:ブランショ『書物の不在』)
これまで幾度となく翻訳されてきたルソー晩年の名著『孤独な散歩者の夢想』の新訳が刊行されました。巻末には80頁強におよぶ、中山元さんによる解説が付されています。同書は現在でも、今野一雄訳岩波文庫版、青柳瑞穂訳新潮文庫版などが入手可能です。また、白水社のシリーズ「白水iクラシックス」の「ルソー・コレクション」で、今月、最終巻となる佐々木康之訳『孤独』が刊行される予定です。

孤独な散歩者の夢想
ルソー著 永田千奈訳
光文社古典新訳文庫 2012年9月 本体990円 文庫判並製328頁 ISBN978-4-334-75257-6

帯文より:精神の自由な戯れ、理性と感性の狭間で浮かんでくるさまざまな想い。ここにはあの“偉人ルソー”はいない。迫害妄想に悩まされたのち訪れた平穏のなかで書かれた、ルソー最後の省察。

カバー裏紹介文より:晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の“哲学エッセイ”。「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は? 他作品との繋がりにも言及した中山元氏による詳細な解説が付く。
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by urag | 2012-09-20 20:26 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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