ウラゲツ☆ブログ

urag.exblog.jp
ブログトップ
2012年 08月 02日

「ほんのまくら」フェア@紀伊國屋書店新宿本店2F

紀伊國屋書店新宿本店の2F「文学・文庫・新書」売場で面白いブックフェアが始まっています。

「ほんのまくら」フェア~書き出しで選ぶ一〇〇冊~

期間:2012年7月26日(木)~8月25日(土)
場所:紀伊國屋書店新宿本店 2階 売場中央フェアスペース

※本フェアの趣旨に従いまして、パックがかかった状態でのご購入をご了承いただきますようお願い申し上げます。
※「ほんのまくら」は造語です。店頭にて「ほんのまくら」とおすすめ文掲載のペーパーを配布中! またTwitterでも不定期に気になる「ほんのまくら」をつぶやきます。ハッシュタグは #hon_makura

内容:「本の出だしって、すごく悩むのでしょうね。」そんなことを作家の方に尋ねているインタビュアーが以前いらっしゃって、その作家の方は「はい、なかなか出てこなくて。」とこたえられる。そんなシーンが記憶に残っている。いや、とても曖昧なものだが。/しかし……、しかしだ。我々はそれほど気にしているだろうか、本の出だしの文章=「まくら」を。有名なものならたくさんある。「国境のトンネルを抜けると~」「ゆく河の流れは絶えずして~」「メロスは激怒した」「桜の樹の下には~」「スプリットタンって~」。しかし意外と気にしていない、私は。いや、私だけでしょうか。/だからそれを味わってみたいと思った。それを味わうのはページを開けて、目次をこえて、ページをめくったら、タイトルの後にもちろんでてくる。あら、目次がないものもあるじゃないか。しかしそれだときっとすぐに受け流してしまう。/もう中身もみないで、自分の「まくら」に対する感覚で本を選ぶのって楽しいかもしれない。それは作家の方が一生懸命に考えたものなのだから。熱の籠ったものなのだから。そしてそうすることで自分の感覚も研ぎ澄まされる。想像する。この物語はどんなものなのか。その想像も楽しい。/そんなこんなで、こちらのフェアがはじまりました。オリジナルカバーに載っているのは、本の「まくら」です。それぞれ「まくら」に何を感じ取れるのでしょうか。商品にはパックがかかっていますがそれを開けずに選んでみてください。それはもう本当に研ぎ澄まされた感覚のみで。きっと不思議な本との出会いが待っているはずです。/またこのように中身が見えない状態でお買い上げいただきます不親切をご容赦くださいませ。そしてそれも含めて楽しんでいただけたら幸いです。

★「ほんのまくら」運営委員会の伊藤稔さんによれば、「ほんのまくら」フェアは、「文庫本に文章の出だし(こちらを造語で「ほんのまくら」と称しております)を印刷したカバーをかけ、パックした状態で、その出だしだけからお客様に選んでいただくフェア」とのことです。「POPと推薦文を掲載したペーパーは配っていますが、基本的にはお客様の出だしに対する直感で選んでいただく」という趣旨。なかなか実験的です。販売するのは100点の文庫本で、その内訳は、国内外の小説メインでエッセイも数点あるとか。すてきな包装がついていますが、もちろん本の定価で販売されています。すべて文庫本なので、500円以下が多数で、一番高くても800円台のお求めやすい価格ですよ。友人・知人同士でプレゼントし合ったりするとか、ちょっとした話題作りにいいかもしれませんね。

★書き出しが刷ってある包装紙も、リンク先でご覧いただける告知用のポスターも非常に印象的で美しいですね。聞くところによると、某デザイン事務所の若手の方が手掛けておられるそうです。ぜひ店頭でご覧ください。以下は担当のIさんからいただいた、フェア台を写した写真です。見た目にも楽しそうですね!

a0018105_17484068.jpg

a0018105_1749214.jpg

[PR]

by urag | 2012-08-02 17:51 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://urag.exblog.jp/tb/15896727
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 本日搬入:ドゥルーズ=ガタリ『...      2012年7月の注目新刊など:... >>