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2011年 12月 23日

「未知との遭遇」&「『暇と退屈の倫理学』から歩き出す」フェア@紀伊國屋書店新宿本店

現在「紀伊國屋じんぶん大賞2011」の第一弾「人文書でふりかえる2011年~2011年に5階人文書売場で売れた本をあつめました」フェアが好評開催中の紀伊國屋書店新宿本店の5F人文書売場で、以下の通り二つのブックフェアが併催されています。なお、「紀伊國屋じんぶん大賞2011」のアンケート募集期間は1月3日まで。「続々FAX頂いています。皆様のご応募、お待ちしております」とのことです。

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◎【じんぶんや第76講】 佐々木敦選「未知との遭遇 ―本物の思考を開始するために―

紀伊國屋書店新宿本店5階の月がわりブックフェア「じんぶんや」、今月の選者は佐々木敦さんです。『ニッポンの思想』(講談社新書)の「続編」と位置付けられる今月新刊『未知との遭遇――無限のセカイと有限のワタシ』(筑摩書房)をテーマに、エッセイと選書コメントをお寄せ頂きました。

場所:紀伊國屋書店新宿本店 5Fカウンター前
会期:2011年12月16日(金)~1月中旬
お問合せ:紀伊國屋書店新宿本店5階 03-3354-5700

未知との遭遇――無限のセカイと有限のワタシ
佐々木敦著
筑摩書房 2011年12月 本体1,800円 46判336頁 ISBN978-4-480-84298-5
内容:オタク的感性が普遍化したゼロ年代、そして今、ネット的セカイが完成した。ポジティヴな「生き方」はいかにして可能か。情報科学からポップカルチャーまでを総動員、この世界と、一度きりの生を肯定するための哲学的「自己刷新」本。

目次:
はじめに
一日目 無限のセカイと有限のワタシ
 A面 世界の果て?
 B面 おたくからオタクへ
二日目 タイムマシンにお願い
 A面 偶然について
 B面 運命について
三日目 UNKNOWNMIX!
 A面 不可能世界論
 B面 未知との遭遇
あとがき


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◎【今こそ!人文書宣言 第25弾】 國分功一郎選「 『暇と退屈の倫理学』から歩き出す

紀伊國屋書店新宿本店5階の常設ブックフェアコーナー「今こそ!人文書宣言」。記念すべき第25弾は『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)が大きな反響を呼んでいる國分功一郎さんセレクトによるブックフェアです。題して「『暇と退屈の倫理学』から歩き出す」。同書の思考を深め、さらにその先へと向かうための本をお選びいただきました。選書コメントはこちら

場所:紀伊國屋書店新宿本店 5Fエレベーター横壁棚
会期:2011年12月10日(土)~2012年1月20日(金)
お問合せ: 紀伊國屋書店新宿本店 03-3354-5700(5階直通)

暇と退屈の倫理学
國分功一郎著
朝日出版社 2011年10月 本体1,800円 四六判並製402頁 ISBN978-4-25500613-0
版元内容紹介文:朝日新聞やニューヨークタイムズのインタビューで注目を浴びる気鋭のスピノザ研究者が、「3.11以降の生き方」を問う。潑剌と、明るく、根拠をもって「よりよい社会」を目指す論客のデビュー。何をしてもいいのに、何もすることがない。だから、没頭したい、打ち込みたい……。でも、ほんとうに大切なのは、自分らしく、自分だけの生き方のルールを見つけること。

目次:
まえがき
序章 「好きなこと」とは何か?
第一章 暇と退屈の原理論──ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第二章 暇と退屈の系譜学──人間はいつから退屈しているのか?
第三章 暇と退屈の経済史──なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?
第四章 暇と退屈の疎外論──贅沢とは何か?
第五章 暇と退屈の哲学──そもそも退屈とは何か?
第六章 暇と退屈の人間学──トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第七章 暇と退屈の倫理学──決断することは人間の証しか?
結論
あとがき


by urag | 2011-12-23 14:31 | Comments(0)


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