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2011年 11月 14日

弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍

先日の哲学・思想編に続きまして、芸術・文芸編です。

★森山大道さん(写真集:『新宿』『NOVEMBRE』『新宿+』『大阪+』『ハワイ』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『On the Road』)
デビュー作『にっぽん劇場写真帖』が講談社から新装復刊されました。親本は1968年に室町書房より刊行されたもので、1995年に新潮社から復刊されたことがあります。

にっぽん劇場写真帖
写真:森山大道
文:寺山修司
講談社 2011年10月 本体2,600円 新書判285頁 ISBN978-4-06-217434-3

版元紹介文にあるように、本書は「写真・森山大道×文・寺山修司という二人の才能がぶつかり合った森山大道の伝説的デビュー写真集」です。同書と同じく新書版で刊行された講談社さんの森山写真集には以下のものがあります。親本ないし先行する版も書き添えておきます。『A HUNTER 狩人』(2011年6月/中央公論社1972年)、『71 NEW YORK』(2011年2月/PPP Editions, 2002)、『NAKAJI』(2010年1月/『仲治への旅』蒼穹社1987年)、『Sao Paulo』(2009年10月/タカイシイギャラリー+月曜社2008年)、『BEUNOS AIRES』(2009年7月/講談社2005年)、『Light & Shadow 光と影』(2009年4月/冬樹社1982年)。また、以下の展覧会がビームス・ジャパン新宿のB GALLERYにて明日から開催されます。トークショーも予定されています。

◎森山大道展「PAPERBACK'S/DAIDO MORIYAMA
日程:2011年11月15日(火)~12月4日(日)11:00~20:00 ※会期中無休、12/1(木)~4(日)のみ11:00~20:30
場所:B GALLERY(ビームス・ジャパン新宿、6F)
入場料:無料

◎トークショー「森山大道 トークショー」
ゲスト:町口覚(デザイナー)/仲本剛(写真集プロデューサー)
日時:2011年11月27日(日)15:00~16:30
場所:B GALLERY(ビームス・ジャパン新宿、6F)
予約定員制:先着30名様、ご予約はB GALLERY(電話03-5368-7309)まで


★菱田雄介さん(写真集:『ある日、』PLACE M)
飯沢耕太郎さんとの共著『アフターマス』がNTT出版より刊行されました。菱田さんが震災後にSPBSより緊急出版された写真集『hope/TOHOKU』も収録されています。

アフターマス――震災後の写真
飯沢耕太郎+菱田雄介著
NTT出版 2011年10月 本体2,200円 A5判155頁 ISBN978-4-7571-7045-2
帯文より:記録すること、記憶すること。10年後、100年後の東北へ。アフターマスは終わらない。写真家たちの仕事も終わらない。撮り続け、プリントし、さまざまな媒体に発表していく行為もずっと続いていく。


★大友良英さん(著書:『ENSEMBLES』)
8月15日に開催された福島での野外フェスをめぐるドキュメンタリー『クロニクルFUKUSHIMA』が青土社より刊行されています。

クロニクルFUKUSHIMA
大友良英著(共著:宇川直宏、遠藤ミチロウ、木村真三、坂本龍一、丹治博志・智恵子・宏大、森彰一郎、和合亮一)
青土社 2011年9月 本体1,600円 四六判326頁 ISBN978-4-7917-6627-7
帯文より:未来は自分たちの手で切り拓く。放射能が降り積もった故郷・福島で、ポジティブな未来図を描いてゆくために、音楽家・大友良英が「福島をあきらめない」仲間たちとその可能性を語り合った魂の記録。対話と日記でたどる3.11の絶望から8.15の奇跡まで。新しいFUKUSHIMAがはじまる。

また、今週16日に予定されているニューヨーク大学での福島をめぐる講演や、17日から始まるニューヨークでの「without record」展などについては、大友さんのブログ「JAMJAM日記」2011年11月14日付のエントリー「without records in New York」をご参照ください。


★大里俊晴さん(著書:『マイナー音楽のために』『ガセネタの荒野』)
今月(2011年11月)23日発売のCD+DVD BOX「タカラネタンチョトタカイネ」を記念して以下のイベントが開催されます。

◎大里俊晴三回忌&CD+DVD BOX発売記念「第五回公魚企画 マイナー音楽祭2011
日時:2011年11月18日(金)19:00開場/19:30開演
会場:UPLINK FACTORY(東京渋谷)
料金:¥1,800(ドリンク付き/予約できます)※UPLINK会員は¥1,600(1ドリンク付)
ゲスト:ECD、AYUO、工藤冬里、園田佐登志、竹田賢一、ジュネほか
司会・企画:公魚(ポチョ☆ムキンコ[高橋智子]、柿野ぱち子[渡邊未帆])
協力:米本電音研究所
予約方法は上記リンク先に記載されています。


★本橋哲也さん(訳書:スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)
新著『深読みミュージカル』が青土社から刊行されました。

深読みミュージカル―― 歌う家族、愛する身体
本橋哲也著
青土社 2011年10月 本体2,200円 四六判300頁 ISBN978-4-7917-6624-6
帯文より:未来を切りひらく歌とドラマの力。『サウンド・オブ・ミュージック』『ジーザス・クライスト・スーパースター』から『ライオン・キング』まで。代表的名作の魅力を現代文化の力学のなかで読み解く、愛と知と葛藤の本格的ミュージカル論。


★西山雄二さん(訳書:『ブランショ政治論集』、デリダ『条件なき大学』)
西山さんが監督されたドキュメンタリー映画『哲学への権利』の上映会の記録や、参加された国際会議の報告などが以下の通りアップされています

2011/10/28-30 国際会議「フクシマ以降の人文学」
この国際会議では、本橋哲也さんや廣瀬純さん、今福龍太さんなど、弊社出版物の著訳者の方々が参加されました。

2011/10/29 ロンドン大学バーベック・カレッジ
上記国際会議の第二部で『哲学への権利』が上映され、酒井直樹さん、コスタス・ドゥージナスさん、ゴーリ・ヴィシュワナタンさんなどが出席。コメンテーターは宮﨑裕助さん。

2011/10/31 ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ
国際会議の翌日に別会場で開催された上映会の様子です。アレクサンダー・ガルシア・デュットマンさんや宮﨑裕助さんが、西山さんとともに登壇され、発言されています。

2011/11/4 オックスフォード大学訪問記
国際会議後の旅の記録ですが、教育現場(修士課程)のリポートもあります。

イギリスの書店巡りなど
ロンドンとオックスフォードの本屋さんの紹介記事。ウォーターストーン書店、フォイルズ書店、ドーント書店、オックスフォード大学出版売店、ブラックウェル書店など。シャーロック・ホームズ博物館や、キングストン・カレッジでのロドルフ・ガシェさんの講演会へのコメントもあり。ちなみに弊社ではロドルフ・ガシェさんのオリジナル論文集を近く「エクリチュールの冒険」第二回配本として刊行する予定です。


★レーモン・クノーさん(著書:『オディール』)
先月(2011年10月)より、水声社さんから「クノー・コレクション」が刊行開始になっています。第1回配本は、久保昭博訳『地下鉄のザジ』(第10巻)と、本邦初訳となる中島万紀子訳『サリー・マーラ全集』(第11巻)。全13巻の詳細は以下の通りです。刊行記念イベントも現在計画中だそうです。

第1巻『はまむぎ』久保昭博訳
第2巻『最後の日々』宮川明子訳
第3巻『リモンの子どもたち』塩塚秀一郎訳
第4巻『きびしい冬』鈴木雅生訳
第5巻『わが友ピエロ』菅野昭正訳
第6巻『ルイユから遠くはなれて』三ツ堀広一郎訳
第7巻『文体練習』松島征ほか訳
第8巻『聖グラングラン祭』渡邊一民訳 第二回配本
第9巻『人生の日曜日』芳川泰久訳
第10巻『地下鉄のザジ』久保昭博訳 第一回配本
第11巻『サーリ・マーラ全集』中島万紀子訳 第一回配本
第12巻『青い花』新島進訳
第13巻『イカロスの飛行』石川清子訳

なお、第二回配本は先月28日発売済、第8巻『聖グラングラン祭』。毎月1点ずつ刊行予定だそうです。『聖グラングラン祭』の巻末広告によると、第三回配本は第2巻『最後の日々』宮川明子訳。宮川さんは弊社のクノー『オディール』の訳者でもあります。

『レーモン・クノー・コレクション』全巻を今年年末(2011年12月31日)までに予約すると「もれなく非売品のレーモン・クノー『100兆の詩篇』をプレゼント」とのこと。これはすごい。この非売品は「1行ずつバラバラに組み合わせることができる10篇のソネ(14行詩)で、つまり10の14乗=100兆通りの組み合わせが可能な、一冊あれば一生涯楽しめること請け合いの、クノーファン必携・垂涎の作品です。詳しくは内容見本をご覧のうえ、付属の応募ハガキにてご予約下さい」と告知されています。

弊社ではクノーのエッセイ集を今後刊行する予定です。詳細が決まり次第、お知らせいたします。

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by urag | 2011-11-14 11:34 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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