2010年 05月 29日

千駄ヶ谷ブックカフェ「ビブリオテック」6月のイベント一覧

先日、当ブログでご紹介した千駄ヶ谷のブックカフェ「ビブリオテック」のトークイベント「文明講座」ですが、来月(10年6月)には以下の三つのイベントが開催されるとのことです。

6月12日(土):黒沢清×蓮實重彦トーク(『東京から 現代アメリカ映画談議』青土社刊行記念)
6月19日(土):「皇居美術館の可能性を考える」シンポジウム。(『空想 皇居美術館』朝日新聞社刊行記念)
6月26日(土):平出隆トーク「散文へのまなざし」(『鳥を探しに』双葉社刊行記念)

6月12日のイベントはすでに予約がいっぱいだそうです。月刊誌「ユリイカ」に掲載された映画監督の黒沢清さんと評論家の蓮實重彦さんの対談に大幅な加筆修正が加えられて一冊にまとめられた『東京から 現代アメリカ映画談議』(青土社、10年5月)の刊行記念と銘打たれています。この対談本では、クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、クェンティン・タランティーノの三監督の諸作品をめぐって軽妙なキャッチボールが行われていて、楽しんで読めました。蓮實先生がスピルバーグ作品の中で「マイノリティ・リポート」や「宇宙戦争」に高評価を与えていらっしゃることは、私のような俗物にとっては意外でした。ちなみに私個人はスピルバーグ作品で一番強い印象を持っているのは『未知との遭遇』です。小学生の折、初めて映画館で見た映画がこれだったもので。
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黒沢×蓮實対談に続くイベントで詳細が公開されているのは以下の第3回です。

◎第3回Bibliothèque文明講座:「皇居美術館の可能性を考える──アートであり、アートでしかなく、アートでしかなしえない提言をめぐって」

登壇者:倉方俊輔(建築史家)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、鈴木邦男(政治活動家)、鈴木芳雄(『BRUTUS』エディトリアルコーディネーター)、彦坂尚嘉(現代美術家)、五十嵐太郎(建築評論家)、新堀学(建築家)

内容:「皇居美術館」の構想は、建築、美術、天皇制、政治……と、様々な角度からニッポンを考える、今世紀最大の提言である。今回のシンポジウムでは、建築や美術の専門家だけではなく、政治活動家の鈴木邦男や皇室ウォッチャーでもある漫画家の辛酸なめ子、雑誌『BRUTUS』で多くの美術特集を手がけてきた鈴木芳雄、建築史家の倉方俊輔など多彩なゲストを招いて、皇居美術館の可能性を徹底討論する。『空想 皇居美術館』(朝日新聞社)出版記念。

日時:2010年6月19日(土)19:00〜21:00(18:30:開場)
会場:ビブリオテック(渋谷区千駄ヶ谷3-54-2:東京メトロ副都心線「北参道」駅下車徒歩7分)
料金:1,000円(当日精算)
予約:電話または店頭にて受付 Tel.03-3408-9482 火~土12:00~20:00(祝日除く)
定員:60名

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ):1971年生まれ。建築史家。西日本工業大学デザイン学部建築学科准教授。著書に『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)、『伊東忠太を知っていますか』(共著、王国社)など。
辛酸なめ子(しんさん・なめこ):1974年生まれ。漫画家・コラムニスト。黒田清子(旧名・紀宮清子内親王)のファンで、皇室ウォッチャーでもある。著書に『Celeb Mania』(ぶんか社)、『皇室へのソボクなギモン』(共著、扶桑社)など多数。
鈴木邦男(すずき・くにお):1943年生まれ。政治活動家、新右翼「一水会」顧問。著書に『鈴木邦男の読書術──言論派「右」翼の原点』(彩流社)、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)など。
鈴木芳雄(すずき・よしお):1958年生まれ。「ブルータス」編集部エディトリアルコーディネーター。これまで「ブルータス」(マガジンハウス)では、「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」、「若冲を見たか?」「国宝って何?」など多くの美術特集を担当。
彦坂尚嘉(ひこさか・なおよし):1946年生まれ。現代美術家・美術史評論家。立教大学大学院文学研究科・比較文明学専攻特任教授。著書に『彦坂尚嘉のエクリチュール──日本現代美術家の思考』(三和書籍)など。
五十嵐太郎(いがらし・たろう):1967年生まれ。建築史家・建築評論家。東北大学大学院工学研究科・都市・建築学専攻教授。著書に『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』(彩流社)、『映画的建築/建築的映画』(春秋社)など。
新堀学(しんぼり・まなぶ):1964年生まれ。建築家。新堀アトリエ一級建築士事務所主宰、NPO地域再創生プログラム副理事長。作品に明月院桂橋、小金井の家、金沢の家ほか。共著に『リノベーション・スタディーズ』(INAX出版)、『建築再生の進め方』(市ヶ谷出版)など。
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by urag | 2010-05-29 18:56 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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