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2010年 04月 11日

『アンチ・オイディプスの使用マニュアル』、水声社より刊行

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アンチ・オイディプスの使用マニュアル
ステファヌ・ナドー(Stéphane Nadaud:1969-)著 信友建志(のぶとも・けんじ:1973-)訳
水声社 2010年4月 本体3,800円 四六判上製カバー像352頁 ISBN978-4-89176-760-0

◆原書:Manuel à l'usage de ceux qui veulent réussir leur [anti]œdipe, Fayard, 2006.

◆帯文より:逃走か、あるいは競闘か? 21世紀の最もラディカルな『アンチ・オイディプス』臨床実践! ポップ心理学、資本主義、そして死。混沌が支配する日常を《くたばらずに》生き抜くために、ガタリ=ドゥルーズはいかに実践しうるのか? カフカ、プルースト、三島由紀夫、『スター・ウォーズ』、バックス・バニーを駆使する、鮮烈なエクリチュール機械の誕生。

◆目次:
日本の若い読者への手紙
このマニュアルの処方箋
第一部 まずエディプスに受かってからにしなさい
 ニコラ
 ポップ心理学から出てくるのはこんなもの
 「おまえのほうがエディプスだよ!」
 アンチ・オイディプス
第二部 測量
 主体性と隷従
 死と生
 メランコリーとノスタルジー
 時(間)
結論ではないけれど
補遺1 選択の意志
補遺2 ポップ哲学

訳者解説

★ナドーというとシュルレアリスム研究などで知られた文学研究者のモーリス・ナドー(1911-)が日本では知られていますが、ステファヌ・ナドーは同じナドーでも綴りが違います。モーリスはNadeauで、ステファヌはNadaudです。どちらもフランス人ですけれど、ステファヌの方は児童精神科医であり哲学者です。ステファヌは「ステファン」とも表記されることがあります。彼はフェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』(國分功一郎・千葉雅也訳、みすず書房、2010年1月)の編者であり、同じくガタリの『カフカの夢分析』(杉村昌昭訳、水声社、2008年9月)でも編者を務めるとともに註を執筆しています。ちなみに彼は昨年、ニーチェと系譜学(ジェネアロジー)をめぐる博論をパリ第8大学へ提出しており、その面接審査の動画がdailymotionで見れます
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by urag | 2010-04-11 15:32 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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